(仮称) 板橋のスポーツジム

小沼計画

主要用途:スポーツジム

敷地面積:214㎡

建築面積:165㎡

延床面積:545㎡

構造:RC造

階数:地上4階,地下1階

板橋区にあるクライアントの自社ビル地下スペースをスポーツジムにリノベーションする計画。なんの変哲もない地下空間、、、普通の柱、梁、電気配線、設備配管。これらキャラの薄いものたちを活かすような提案はできないかと考えた。
具体的には既存駆体の下に開口の開いている天井を一枚作る。この開口は既存駆体や設備配管をフレーミングし、開口に意味を与える。普段は隠したり、または撤去してしまうようなものでもこの方法を用いることで新しい価値を与えることでが出来るのではないだろうか

 

天井の開口は既存駆体のフレーミングだけでなく、開口の下で行われる各アクティビティのゾーン分けの役割も担っている。このスポーツジムはバスケ教室・ダンス教室・野球教室・マシントレーニング4つの部門があり、時間で分けて様々な使い方をする。
開口の下が特別な空間になるように照明を選定し、トレーニングをしている時の高揚感や、高みをめざす気持ちを長く保つことの出来る工夫をしている。

 

天井開口の下に各アクティビティが来るようプランニングしている。床レベルではフラットで単純ではあるが、開口があるところに居場所が生まれ、建築空間とアクティビティが合わさる事で多様な構成になっていく。逆に開口以外の場所は動線のような雰囲気になり、自然とゾーニングが生まれる。

 

仕切りも水周り以外はなく、がんらんどうとした計画としている。これは今後スポーツジムをやめて他の用途になったときでも、開口は残りその下に新たなアクティビティが生まれ、また新たな使い方がはじまる。中身が変わっても、最初に建築家の意図した事を継承できるようなデザインを本プロジェクトの最終目的としている。

 

 

出展者プロフィール

小沼計画

小沼 慶典

1986 年 青森県十和田市生まれ

2009 年 千葉工業大学 卒業

2011 年 千葉工業大学大学院 修了

2012 年 kw+hgアーキテクツ 入社

2018 年 小沼計画 設立

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